皆さん、ありがとうございました

 5月20日に書いた祖父逝去の件。ブログなどを読んでくださった方からメールや電話をいただいたりと、たくさんのご心配をおかけしました。


 結局半日がかりで祖父母が住む奈良県へ帰省し、そのまま慌しくお通夜、お葬式を済ませ23日夕方には宇都宮へ戻ることが出来ました。なので、無理をすれば5月19日の告知通り24日のミヤ・ストリート・ギグに出演することも可能でしたが、気分的にもまだそういう気にはなれなくて。結果、今回の出演は見合わせていただく形になりました。


 祖父のことは3月9日にも書いています。それまで胃潰瘍を患って入院したり、認知症の症状が徐々に進行したりということはあったのですが、家で穏やかに生活していた祖父でした。なのに2月の中旬のある日、就寝中に突然脳出血を発症し、発見も遅れたため意識がないまま即入院。約3ヶ月の闘病の後、意識を取り戻すこともなく天国へ旅立ってしまいました。


 入院中は状態が良くなかったから、いつどうなるか分からないというのはあった。けど、大好きな祖父だったから・・・一路の望みに賭けていた。しかも、最近は比較的容態が安定していると祖母にも聞いていたし。だから、、、亡くなったと聞いたときは本当に信じられなかった。祖母にも看取られることもなく、危篤もなく突然逝ってしまったおじいちゃん。今までありがとうございました。


 栃木と奈良。ずっと離れて暮らしてきたからだと思うけど、祖父はいつも穏やかで優しくて楽しい思い出しかありません。そして両親が離婚している私にとって、父のような存在でもある祖父でした。そんな思い出を思い出すと今でも涙があふれてしまう。だから、今日はミヤ・ストリート・ギグ二日目だったけど、正直行くのにあまり気乗りがしなかった。けど、家に一人でいたら気が滅入ってしまいそうだったから思い切って観に行きました。


 主に知り合いのバンドなどをはしごしながら観ていたんだけど、事情を知っている方々が気を遣ってくれたり、“観に行こうと思っていたのに観れなくて残念”と言ってくれた人が意外に多くて嬉しかった。音楽も久しぶりにいろんなジャンルのものが聴けて少しパワーをいただきました。
なので、今日声をかけてくれたりメールをくれたみんなには感謝の気持ちでいっぱいです。どうもありがとうございます!


 でも・・・一人になったときにふと考えることはやっぱり祖父のこと。私にとって今まで生きてきた中で一番辛くて悲しい出来事でした。私が悲しむと祖父も悲しいだろうからなるべく泣かないようにしなきゃって思うけど、祖父のことを思い出すと悲しくて胸が苦しくなります。どうすればこんな想いをしなくてすむようになるのだろう。。。今の私には分かりません。やっぱり時が流れるのを待つしかないのかな。。。。。