リルラリルハの必然性について少しばかり考えてみた

 とある土曜の昼下がり。車の運転しながらラジオを聴いていたら、木村カエラがゲストで出ていてこの曲の出来たいきさつを語ってた。 
この曲ボーダフォンのCMソングでお馴染みですが、不思議なのが「リルラリルハ」というネーミング。ちなみにリルラ=REAL LIFEでリルハ=REAL HEARTの意味。サビにREAL LIFEとREAL HEARTという一節が出てきます。

 ちなみにこの曲は最初に曲が出来て、あとから本人が詞をつけるという形で作った曲だそう。仮歌の入ったデモテープを聴いて本人が作詞をするときに、このREAL LIFEの部分の鼻歌が「リルラ」に聞こえ、それがあまりに音とはまっていたために、この部分を「リルラ」にしようという風に決めてから作詞したらしい。

 ここで、なるほど〜、そういうことなのかぁ、と納得してみたものの少しひねくれた疑問が(笑)だったらこの曲のタイトルをわざわざリルラリルハにしなくても、リアルライフリアルハートにすりゃいいじゃん!って思ってしまった。リルラリルハって何?って聞かれたときに、いちいちリアルライフリアルハートですよって説明するのもめんどくさいだろうし(笑)一見分かりにくいのもタイトルとしてどうかと思いまして。

 でもよく考えたら「女の子がロックやってます」って風の曲調と、木村カエラのかわいらしいキャラクターが合ってると思うので、それもありなのかなと思うようになりました。確かにこのタイトル目を引くしね。
 木村カエラがリアルライフリアルハートではなくあえてリルラリルハにしようと思い(アイデア)、最終的にこのタイトルにした(判断力)のはこの人なりのセンスなのかなと。

 私はとかく周りに流されがちな性格なので、日頃から自分なりのアイデアや意見を持つように心がけたいと思う。そして時にそれらを客観的に判断して必要なもの・不必要なものを線引きできる判断力を持ちたいと思う。


リルラ リルハ

リルラ リルハ